月でウサギが餅つきをしている話は、月の地形のたまものであります。
月の表面で黒く見える部分は39億年前ごろにできた超巨大クレーターの名残で、できた巨大クレーターに月内部の溶岩が流れ出てできた溶岩平原です。玄武岩質で黒っぽい色をしていて、地球から見ると黒っぽく見えます。

月の形成の研究には、アポロ11号が持ち帰った21Kgの月物質も大きく貢献しました。最初の有人月着陸はアポロ11号ですが、実際に着陸したのは、月着陸船「イーグル」です。アポロ11号は、イーグルと、月を周回していた司令船「コロンビア」と、推進力、電力、酸素、水を供給して司令船を支援した機械船の3つのモジュールからできていました。

アポロ11号と命名された宇宙船は、1969年7月16日にサターンⅤ型ロケットで打ち上げられ、1969年7月20日20時17分(UTC)に静かの海に着陸しました。アームストロング船長とオルドリン イーグル操縦士は21時間半を月面で過ごしました。その後、イーグルの上昇段を操縦して、月軌道上で待つコリンズ操縦のコロンビアに合流し、8日間の宇宙探検を終えて、7月24日に太平洋に着水しました。
イーグルの下降段は今でも月に残っているわけですが、小さすぎて、望遠鏡で確認はできません。

撮影は、2020/3/6金曜日、TOA150Bでスマホによるコメリート撮影です。ついでみたいですが、3/6はカノープスもよく見えました。これで長寿間違いなし?幸せ間違いなし?

コメントを残す