今年の8月12日は、特別な夏の夜を過ごしませんか？ 天文講座、豪華なフレンチディナー、サックスのLIVE、そして流星観測を組み合わせた、まさに「天文と美食と音楽の夕べ」という贅沢な企画をご用意しました。

イベントご紹介PDFはこちら。

≪流星群は彗星の置き土産？≫　—浅田先生の天文講座
三大流星群のひとつ、ペルセウス座流星群は、しぶんぎ座流星群、ふたご座流星群　と並ぶ三大流星群のひとつであり、
活動が活発で比較的多くの流星が見られることで知られています。 他の流星群にくらべて、明るい流星が多く、
中には尾を引く「流星痕」を残すものや、非常に明るい「火球」がみられることも多々あります。これらは流星観測の醍醐味ですね。
また、比較敵活動期間も長く、極大日のお天気がおもわしくなくても、前後数日間は流星を観測できると言われています。
今年は、月齢19の明るい月が昇っているため、月明りの影響を受けてしまいますが、それでも月明りに負けない明るい流星は
十分期待できます。
そして、「そもそも流星群って何なんだろう。どうして毎年同じ日なの？」といった疑問に、浅田先生が答えてくださいます。
そうした基本的な知識を持って眺めると、流星に出会ったときの感動もひときわ大きなものがありますね。
そして、なによりも、お盆の時期の夏の風物詩。夏のレジャーや帰省と合わせて、家族や友人と一緒に星空を楽しむ
絶好の機会となります。

≪3年ぶりの皆既月食のお話を聞く！≫
また、浅田先生より、3年ぶりに、今年の9/8に日本全国で見られる予定の「皆既月食」のお話も伺います。
2022年11月8日に日本中を興奮で満たした「皆既月食」は記憶に新しいところでしょう。あの興奮を再び、という思いですね。
今回は、日付が変わってからの未明から明け方にかけての時間帯となります。先生のお話をもとに、観測計画を立てましょう。

≪宇宙を味わう、シェフ鈴木による特別ディナー「Espace宇宙」≫
ディナーでは、当ホテルのシェフ鈴木が、宇宙をイメージして吟味を重ねた特別ディナー「Espace」をお届けます。
豊富な海の幸とステーキが、どのように星の世界の幻想をかきたてる料理へと変身するのか、どうぞご期待下さい。
昨年のデイナーの写真も、まるで太陽とその周りの惑星や小惑星をイメージしているかのようですね。

≪「流星の夜」サクソフォーン　LIVE≫
毎年恒例の「流星の夜」コンサートは、今年はサクソフォーン３本によるグループ　「パーシモンズ」をお呼びして、
艶やかなサックスの音色を鑑賞します。サックスの音色と宇宙というコラボをお楽しみください。

≪夏の夜空のクライマックス！ペルセウス座流星群観賞≫
イベントの締めくくりは、ペルセウス座流星群の鑑賞です。
また、ちょうどこの時期、月の隣に土星を鑑賞することもできます。
このところ、土星の環の消失と言って、環が大変薄い状態が続いていますので、それをぜひ観察したいですね。

普段でも、伊良湖で星を眺めていると運が良ければ一晩で一つくらいは、流れ星に出会ったりします。
勿論、その瞬間に願い事を唱えるだけの余裕はありませんが、ただ「見た」というワクワク感、
ちょっとした興奮、これは得難いものです。それは、流星に出会うという期待もなく、ただ無心に
天体を追いかけているときにそんな経験はするのですが、でも、あの「幸せ感」はいったい何なので
しょうね。普段の生活の中で、これほど、ふいに自分の心をかきたててくれるもの、、、なかなか
ないです。
確実に普段より流星の出現数が多く、集中的に出現する、そんな流星群の夜は、伊良湖のホテルの屋上で、
シートの上に寝転がって、まったりと無心に夜空を眺めましょう。その夜だけのワクワク感に浸るため。