7月に予定した週末の観望会は全て悪天候で中止でした。幸い31日と8/1はいいかもしれません。時間があれば、観望会に参加してください。

さて、7月25日は「伊良湖サマーファミリービレッジ」のオープニング企画として、天文研究家の浅田英夫先生にお越しいただいて「彗星、流星、隕石」の講演をしていただきました。夜には、観望会をしていただく予定でしたが、悪天で泣く泣く中止。

最近話題になったネオワイズ彗星、そして7/2未明に大火球が関東で目撃され、その分裂片と思われる隕石が習志野市で見つかり、8/12にはペルセウス座流星群が見られるということで、講演内容は「彗星、流星、隕石」になりました。

流星群の存在には彗星が決定的な要因として存在し、彗星が存在しなかったら、流星群は存在しないと考えると、毎年流星群を観望するときは、彗星にも感謝したい思います。
最近やってきたネオワイズ彗星がまき散らした宇宙塵は、地球の公転軌道にぶつかることがなさそうなのは残念です。
ペルセウス座流星群の母天体は、スイフト・タットル彗星。しし座流星群の母天体は、テンペル・タットル彗星。ふたご座流星群(12月14日に観望会を予定)の母天体は、小惑星ファエトンらしい。ファエトンは、かつては彗星だったがガスや塵などの揮発成分を放出しつくしてしまい、今は小惑星として公転している。

ちなみに、今回のネオワイズ彗星の正式名称は「C/2020 F3」。(NEOWISE彗星=ネオワイズ彗星と呼ばれる彗星は複数存在している)。

我々は撮影機会がありませんでしたが、C/2020 F3は、世界中で観測され撮影されていいます。ISSからも撮影されています。それらの写真は、WikipediaのNEOWISE彗星 (C/2020 F3)で見られます。

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