蔓延防止等重点措置を考慮し、長らくお休みしていた星空観賞会・観望会ですが、予定どおり解除されると思いますので、

4月からは、鑑賞会・観望会を再開し、皆さまとともに、この空に広がる色々な天体を観察していきたいと思います。

掲載したカレンダーに、開催予定の日程がありますので、参考にしてください。ご案内用PDFファイル

しかし、お休みしている間に、夜空も大きく季節が流れ、豪華な冬の星座は西へ傾き、春の星座の季節です。

春の星座は、かに座、しし座、うみへび座と、ギリシャ神話のヘラクレスの12の難行に出てくる動物たちや、あるいは、

北の空に目をやると、空を駆け昇る北斗七星(おおくま座の一部)、その柄の部分のカーブをそのまま伸ばしたところに、

全天で4番目に明るいオレンジ色の星、アークトゥールス、さらに伸ばすと、白色とも真珠色とも称えられるおとめ座の

スピカがそそとした姿で存在しています。更に伸ばすと、からす座ですね。四辺形のからす座から、どうやってカラスの姿が

想像できましょう。そのあたりのお話も、ギリシャ神話にでてきますので、お楽しみに。

冬の冷たい空気の中で見上げた冬の星たちから、まさに季節は移り、今は穏やかに柔らかき空気の中に存在する春の星たち。

あまり、明るい星は少ないけれど、この柔らかさこそが春の夜空と感じます。

また、秋ごろ楽しませてくれた惑星たちは、今は明け方の空を賑わしているので、残念ながら観望会ではお目にかかれません。

そうしたことにも、季節の流れを感じます。

さあ、一緒に、この柔らかな春の空を鑑賞しましょう。

観望会のお申し込みはこちらからどうぞ。