特別ディナー付き”ペルセウス座流星群観賞宿泊イベント”のお知らせ

また、いつもの年のように、8月12日の天文一大イベントがやってきました。
夏!といえば、お盆!といえば、ペルセウス座流星群です。
夏のペルセウス座と冬のふたご座は、東と西の流星群の横綱のようなものですね。

今年も、当ホテルのシェフが心を込めて、このロマンチックな夜にふさわしい
フレンチディナーをご用意しました。

エトワール ~星をテーマに~  (詳細は添付のチラシにて)

伊良湖の貝や海鮮が、時には流れ星に、時には宇宙船に、そして時には個性的な
音色を放つ煌めく星たちとなり、我々をファンタジーの世界に誘ってくれます。
ぜひ、この機会に、星とフレンチディナーのコラボをご満喫ください。

さてさて、少し天文のお話を。そうです。テーマは
・・・・流星と彗星の深~い関係・・・・

≪そもそも流星って何?≫
宇宙空間のチリが地球の大気とぶつかって大気の摩擦でイオン化したガスが光
りながら流れていくことです。宇宙空間のチリは、めずらしいものでもなく普通
に存在しています。ですから、流星は、日常、少なからずみられるものです。

≪流星群って何?≫
では、流星群て何でしょう?
はい。ここに、彗星が登場してきます。水星(Mercury)ではないですよ。
彗星(Comet)です。
簡単に言うと彗星は流星の生みの親なので、順序から言って、彗星のお話からし
ましょう。

≪彗星≫
彗星も、太陽系の一員です。つまり、太陽とその重力に支配されている天体で
す。でも、その支配のされ方がとてもゆるい。それもそのはず、彗星は太陽系の
はるかかなたから、ある日突然、やってくるのです。その故郷は、海王星のさら
に遠くの「エッジワース・カイパーベルト」とも、さらにさらに宇宙の果ての
「オールトの雲」とも言われています。よくもよくも、そんな遠くから、太陽へ
回帰するわけです。そして、その彗星は、「よごれた雪だるま」と形容されま
す。ちょっとロマンがないですね。彗星はもともとはチリと氷の合体物ですが、
太陽に近づくにつれ、氷は溶け、チリの尾とイオンの尾をたなびかせます。その
ときに、彗星は、いわゆるチリをその軌道上に巻き散らせながら動きます。つま
り、彗星の通ったあとの道には、宇宙空間にチリが山積みになっているのです。
そのチリの軌道は「ダストトレイル」と呼ばれています。

もし、その彗星の軌道(ダストトレイル)と地球の軌道が交わることがあれば、
どうでしょう。
その巻き散らされたチリの山に、地球の大気がぶつかることとなり、その結果、
流星がまとまって一年のある特定の日に見られると言うことになるのですね。こ
れが流星群です。ただ、そのチリの山も、濃淡があるようで、よくみられる年と
そうでない年はあるようです。たまたま、チリの山に大当たりすると「流星群」
ではたりず、「流星雨」という言葉もあります。うーん。流星雨。一度でよいか
ら経験してみたいものですね。

などと、稚拙な解説をいたしましたが、8/12当日は、天文研究科の浅田先生
のもっともっと興味を掻き立てられる素晴らしい解説で、まずはこの一夜の始ま
りを迎えましょう。

更に、この時期には、ちょうど皆さんが観望される時間帯に、木星と土星も見ご
ろをむかえます。伊良湖天文台の自慢のタカハシの望遠鏡(TO150B)で、ぜ
ひ、リアルな木星と土星も観賞ください。

さて、このペルセウス座流星群の母天体(流星群の母なる彗星)は、スイフト・
タットル彗星で、約130年の周期で太陽に接近します。そして流星が出現する中
心点を放射点と呼び、その放射点がどの星座にあるかで、〇〇座流星群と呼んで
います。

今年のペルセウス座流星群は、運悪く満月と重なっています。ですから、数多く
の流星、というわけにはいかないかもしれませんが、流星や彗星、太陽への回
帰、などといったロマンに浸りながら、夏の一夜を過ごしてみてはいかがでしょう。