観望会案内2021年9月10月

あいにくの緊急事態宣言下ですが、それが解けたら、また、鑑賞会・観望会を実施していきます。

春からずっと夜空に鎮座し、今は夜空の主のように天頂で輝いている「夏の大三角」ですが、そろそろ、東から昇ってくる「秋の四辺形」に注目は移っていきそうで、季節の流れを感じます。

惑星も賑わいを見せ、日の入り後の西の低空に金星が、宵の南の空には木星と土星が輝いています。ともにやぎ座にある木星と土星は、土星が山羊の首飾りのように、木星は山羊のしっぽ飾りのように秋の星座に花を添えています。この2惑星の観望好機は秋までなので、今のうちに、しっかりと美しいわっかや縞模様を観察しておきたいですね。

また、ペガススが昇ってくれば、アンドロメダが続き、銀河の中では最も見やすい、アンドロメダ銀河の観賞好機となります。

そして、秋と言えばお月見。9/21は中秋の名月。8年ぶりとなる満月の中秋の名月を、伝統的なススキやお団子を供えて味わいましょう。

最後に、緊急事態宣言、あるいは、まん延防止等緊急措置が出されている期間は、鑑賞会・観望会を行いません。予定どおり、緊急事態宣言が解除され、観望会が実施できていきますように!